https://job-gear.net/maswel/
大きくしたいのは、会社より、
ここで働く人です。
私がこの仕事を始めて、二十数年になります。
工場が身近にある環境で育ち、自然な流れでこの仕事に入りました。
けれど、会社を経営することも、人を育てることも、最初からうまくできたわけではありません。
以前の私は「もっと仕事を増やしたい」「もっと会社を広げたい」という気持ちが強く、
勢いで進んでいた時期がありました。
展示会に出て、仕事を広げ、新しいことにも挑戦しました。
その勢いがあったからこそ、今につながっている仕事や技術もあります。
仕事を抱え込み、頑張れば何とかなると思い、休みの日も働き、自分自身が余裕を失っていた時期もありました。
当時は必死でしたが、振り返れば会社にも、家族にも、自分自身にも無理をさせていたと思います。
今は、会社の成長は規模や売り上げだけで決まるものではないと感じています。
私が責任をもって現場を見られること。
一人ひとりが何を得意とし、どこで悩んでいるのかを分かっていること。
困った時には、お互いに声を掛け、支えること。
今はそんな会社をつくりたいと思っています。
私たちの会社には、大きな研修施設も、決められた教育プログラムもありません。
その代わり、現場で実際の仕事を見ながら、一つひとつ教えていきます。
なぜ、この順番で加工するのか。
なぜ、ここを確認するのか。
なぜ、この溶接では熱をかけすぎてはいけないのか。
ただやり方を覚えるのではなく、仕事の意味まで理解してほしいと思っています。
入社した時から、経験や知識がそろっている必要はありません。
知識も技術も仕事を続けながら身につけられます。
大切なのは、分からないことをそのままにしないことです。
「できません」で終わるのではなく、なぜできないのか、どうしたらできるのかを
一緒に考える。迷ったときには聞く。自分の考えも伝える。
そうしたやり取りができる人なら、経験がなくても育てていきたいと思います。
私たちの仕事では、お客様から相談を受け、材料を選び、加工し、溶接し、
仕上げ、納品するところまで関わることができます。
技術を身につければ「この仕事はあなたに任せたい」と頼られるようになります。
中には、他社では簡単にできない加工や、私たちだから継続して任せて頂いている仕事もあります。
最初は先輩の補助だった人が、いつかその仕事を受け継ぎ、自分の判断と技術で完成させる。
そこまで成長してくれたら、会社にとっても、お客様にとっても、なくてはならない存在です。
私が目指しているのは、売り上げや人数だけが大きい会社ではありません。
ここで働く一人ひとりが、昨日よりできることを増やし、自分の仕事に手応えを持つこと。
お客様から頼られ、仲間からも頼られること。
そして、働いた一日を「今日も意味のある一日だった」と思えること。
仕事で成果を出し、利益を生み、その成果を給与や働く環境として社員に返していくことも、
経営者として果たしたい責任です。
これからは、私が身につけてきた技術や判断を次の世代へ渡していかなければなりません。
誰か一人しかできない仕事を減らし、誰かが休んでも、お客様を困らせない会社にする。
今まで積み重ねてきた信頼を守りながら、さらに新しい仕事へ挑戦できる組織にする。
そのために、新しい仲間を迎えたいと思っています。
決められた作業だけを繰り返すより、自分の頭で考えたい。
時間をかけてでも、他では簡単に身に付かない技術を手に入れたい。
いつか「自分がいなければ困る」と言われる仕事がしたい。
そんな思いが少しでもある人なら、まずは話を聞きに来てください。
私たちも、まだ完成した会社ではありません。
だからこそ、これから入る人と一緒に、次の増田酸素工業所を作っていきたいと思っています。
募集要項 詳細はこちら ↓ をクリック
https://job-gear.net/maswel/
派手じゃない。でも、社会を止めない。

私たちの仕事は、図面通りに形をつくるだけではありません。
その部品がどんな設備で使われるのか。
どれくらいの熱にさらされるのか。
どこに力がかかり、どこが歪みやすいのか。
使う人が、どこで困るのか。
そこまで想像して、材料を選び、構造を決め、溶接し、仕上げていきます。
増田酸素工業所がつくっているのは、自動車部品の熱処理工程などで使われる治具や容器です。
炉の中は何百度にもなる過酷な環境。
金属は熱で伸び、冷えると縮みます。
その動きを読まずにつくれば、一度使っただけで歪んだり、炉の中でトラブルになったりすることもあります。
だから私たちは、ただ強く溶接すればいいとは考えません。
あえて溶接しない。
遊びを持たせる。
部分的に材料を変える。
溶接棒を選び分ける。
そうした小さな判断の積み重ねが製品の持ちや、使いやすさを変えていきます。
早くつくることも大切です。
でも、安いだけ、早いだけでは本当に良い仕事とは言えません。
私たちが大切にしているのは、納めた先で安心して長く使ってもらえることです。
そして、その品質を守るのは社長だけではありません。
現場で手を動かす一人ひとりです。
品質をきっちり見ること。
納期を守ること。
自分がつくったものに責任を持つこと。
うまくいかなければ、やり直す。
気になるところがあれば、確認する。
もっと良くできるなら、工夫する。
その繰り返しが増田酸素工業所のものづくりです。
見た目では分からない。
でも、使えば分かる。
そんな仕事を、自分の手でつくっていく。
ここには、派手さはありません。
けれど、ものづくりの本当の面白さがあります。